# マニアックなので ruby-math に持ってきました。

At Mon, 13 May 2002 19:51:03 +0900, in [ruby-list:35091]
Shin-ichiro HARA wrote:
> 「Lawvere の不動点定理」というのは、ゲーデルの不完全性定理や、カン
> トールのパラドックス、ラッセルのパラドックス、果ては生物の自己組織
> 化の解釈に応用されるという、実に妖しい定理なので、なかなかマトモな
> 教科書で使いこなすのは難しいのではないかと。(^^;

そうかも知れません。Lawvereの不動点定理は写像の性質だけしか
使っていないので、よほど一般的な設定でないと使う必要がないで
しょう。例えば、表示的意味論を構成するには半順序に関する
(Tarskiの)不動点定理があれば済みますね。

ちなみに古い別冊数理科学『ゲーデルとチューリング−計算機・生
物・脳』(サイエンス社1986年10月)にある山田真市さんの『プログ
ラマの見たゲーデル』(pp128-151)にはLawvereの定理に絡めた話が
いくつか載っています。この記事は文献へのポインタとしても有用
だと思います。

# ところで不動点と浮動点はまったく違うのが気になる今日この頃 :)

-- Gotoken