堀之内です。

まつもとさん:
>>   * floatとしての挙動を保証するクラスが必要であれば、それな
>>     りの苦労と工夫を凝らした実装が必要だろうが、それは組み込
>>     みであるべきだろうか。

single と double の両方があるのが当たり前な言語環境で暮してきたせいか、
組み込みであると嬉しいとは思います。ただ、本当にどうしても必要かと言わ
れると弱いです。パフォーマンス的な面で言えば、singleで済むところで
double を使うのが問題が無駄になる場合として、要素をオブジェクトとして
持たない巨大な配列を扱うときがあると思います。でもこれまでも指摘されて
きましたように、それだけでは sigle のスカラーを組み込みで持たねばなら
ないかは自明でないですね。

>>   * 通常は数値計算に用いられない言語にfloatとdoubleの両方の
>>     浮動小数点数リテラルが必要だろうか。

通常数値計算に用いられないかどうかについてはるびきちさんに賛成です。私
も ruby は数値計算に用いるのにとてもいい言語だろうと思います。以前、巨
大(になりうる)データの解析と可視化に使うのが目的と書きましたが、それ
以外に(その延長として) ruby でシミュレーションを行いたいとも思ってい
ます。スピードはFortranなどで書いて最適化するのには敵わないかもしれま
せんが、本当にスーパーな問題以外では、開発時間が短縮出来ることとすっき
り書けることの利益のほうが大きいと思います。

# ruby本の一章を読んで、将来の版では ruby に向かないことのリストから
  「数値計算主体のプログラム」が消えるようにしたいものだと思ったもので
   す。

堀之内 武                 horinout / kurasc.kyoto-u.ac.jp
京都大学超高層電波研究センター    611-0011 宇治市五ヶ庄