助田です。
すいません。もうちょっと付き合ってください。

>  Dynamic Typing(動的型)
なるほど。Dynamic Typing っていう言い方をすればいいのか。
これからは、この表現使わせてもらいます。

>    このシステムの利点はまず手軽さです.スクリプト系の手軽な
>    プログラムを作る場合に型について悩まずにすいすいプログラ
>    ムが書けます.それから柔軟性もあります.引数がある型に適
>    合しているかどうか保証する必要はなく,ただあるメッセージ
>    に反応するかどうかだけで適合が決まるので,不自然な継承関
>    係を作る必要はありません.また,上述のdowncastのような問
これは、なんとなくわかります。
オブジェクト指向で、設計したものから、コードに書き落とす時に、
Dynamic Typing の方が自然にコードにできるんじゃないかと最近思
ってます。
デザパタ本を読んでいると、C++だと確かにパターンになるんだ
けど、ruby だと、パターンと言うほど大袈裟なものじゃなくて済む
ケースもありそうで。
Dynamic Typing とか、クラスもオブジェクトだよという点が、その
手軽さを生み出している一つの要因になっていると考えています。

#ruby の第一印象って、 Perl+オブジェクト指向だったんだけど
#このような事を考えると最近、コンセプトとしては、Smalltalkが
#最も近いんじゃないかという気がしてます。(他の言語をあまり
#知らないですが。)

>|私には、ruby の Mix-in と C++ なんかの多重継承の違いがはっきり
>|しないです。考えれば考えるほど、多重継承とほとんど変わら
>|んのじゃないかと思えてしまうんです。

>ということになると,そんなに違いはないです.Mix-inはもともと
>多重継承の使い方のテクニックとして発生した考えですから,多重
>継承があれば実現できちゃいますから.ただ,rubyの場合Min-inが
>強制されていることによって,継承関係が複雑になることを言語レ
>ベルである程度排除しているといえます.
「ある程度」ってのが、どの程度なのか、もう一つはっきりしなくて
結局、多重継承と同じじゃないのって私は、感じてしまうんだと思い
ます。

># が,作者がこのアイディアにそれだけこだわっている証拠ですね.
この「こだわり」の部分を知りたいです。多重継承よりは、Mix-inの方
が、複雑さを排除するという点では、ましだろうという考え方より、も
う少し、積極的な考えがあると想像してるんですけど。

In [ruby-list:6323]
>|私も,この辺の解説を ruby 本に期待したいんですが,あんまり詳しく扱っ
ちゃ
>|うと,まつもとさんの当初の意図と違う本になっちゃうんですよね?

>この部分(なぜ多重継承でなくMix-inか)だけはある程度説明すると
>思います.もっとも,今日書いたことの繰り返しになると思います
>けどね.
>                          いちおうスクリプト言語の本ですから

前半オブジェクト指向の解説、後半は、オブジェクト指向プログラムを
実現するために、Eiffelはどう設計されているか、Eiffelをどう使えば
いいのかを解説していた本(タイトルも作者も忘れました。)を以前読
んだ経験があるのですが、そういう感じの、もう1冊別の ruby 本が出
るといいなあ。(あんまり売れないかも知れないけど)
「ruby オブジェクト設計」とか「ruby によるオブジェクト指向プログ
ラミング」とか...

というリクエストに切り替えてみました。 (^^;

助田雅紀(masaki.suketa / tonen.co.jp)