まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-list:6123] Re: Ruby連載 第3回"
    on 98/01/30, hisanori / sitc.toshiba.co.jp <hisanori / sitc.toshiba.co.jp> writes:

|松尾です。おはようございます。

|実装上の検討過程を説明して頂いたおかげで、僕的にはすっかり分かった気に
|なりました。繰り返しの制御構造を「表現したいものを直接表現」したい、と
|いう要求に沿ったものなんですね。

そういうことです.

|# とするとイテレートしないイテレータは、「表現したいものを直接表現」出
|# 来ていないので分かり難いのかな。

名前にとらわれず,「このメソッドの中から呼び返す手続きを指定
しているもの」と考えると,コールバック関数をその場で記述して
いるような気分になって,これもまた「表現したいものを直接表現
している(別の場所でコールバック関数を定義する必要がない,変
数を共有できるので無理矢理引数渡しする必要がない)」と言える
のではないでしょうか?

「インラインコールバック」という名前はこの辺を意識してのこと
です.

|今回教えて頂いたようなこともイテレータの話の中に書かれていると、これか
|らrubyを学ぶ人にとって分かりやすくなるんじゃないかな、と思いました。

Ruby本ではその辺も書いてます.いや,設計過程の辺りは書いてま
せんけど.それからユーザガイドの書き直しですね.

                                まつもと ゆきひろ /:|)