はじめまして、高野と申します。

このメーリングリストでこんなメールを出しても良いかちょっとためらったのですが、
メーリングリスト紹介ページを見て大丈夫そうでしたので、参考事例として
宣伝させて下さい。

私は、東芝の Cell のリファレンス開発部隊に所属しておりまして、
来る、10月2日〜6日 幕張メッセにて催される CEATEC 2007 にて
Ruby を使った次世代家電プラットフォームのデモを行います。

デモ自体は極簡単なものでして、タイトルをつけるには恥ずかしいものですが、
家電環境として Ruby を使ったこころみは初めてではないかなと思います。

場所は、電子部品・デバイス&装置 ステージの半導体ゾーンにある
東芝ブース(8C12)内の、さらに Cell Zone の開発環境エリアの中で行う予定です。
デモ名は OCMP です。

今回は、参考出品であり製品化の予定はありません。

もし、興味をもたれましたら、是非 CEATEC 会場までお越し下さい。
そして、デモを見て良いモノだと思われたら、正式開発の為に
「がんばって下さい。」など期待や励ましの声がいただけたらと思います。

以上、唐突なメールで失礼いたしました。

では。
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高野 秀隆/

追伸。

ちなみに今回のデモは Ruby でどこまで可能なのかを試してみました。
Cell Linux 環境の上に Ruby + Cairo(rcairo) + DirectFB を用意し、
ほとんどの画面描画や操作を Ruby 経由で行いました。
(一部拡張ライブラリ内で閉じている処理もあります。)
その結果、フル HD への家電向け UI の画面を約3人月での開発としては、
まずまずの成果ではないかなと思います。

将来的には高速化の為に Ruby はアプリフレームワークとしての利用にとどめ、
内部の実装は他の言語にするかもしれません。

今回、なぜ Ruby を使ったのかというと、家電のような組込み環境でも Cell のような
高性能なプロセッサを用いた場合、相手が人間のインタラクションであるならば
十分スクリプトを走らせる余裕がありそうだったからです。
(できるならば、家電アプリ開発も楽しくやりたいし、
 また、ユーザーアプリケーションも実行させる環境としても
 検討したいというのもある。どうせ家電に載せるならという発想。)

それから、Cell 特有の SPE の利用は Ruby からは、UI から起動される
サンプルアプリとして試してみましたが、あまりいい結果は出せませんでした。
Cell でのスクリプト言語利用の一長一短がわかった気がします。

詳しくは CEATEC ブースにて…。