お世話になっております。 A.中村です。

On Thu, 3 Nov 2005 13:56:13 +0900
IWAOKA Masahiro様 iwaoka / tuat.jac-net.com wrote:

> オブジェクトを主体として考えるならば、第三者(Cat)によって戦わさ
> れてる(上の例)というよりは、"mike" が "tama" と戦う(例えば
> mike.fight(tama))の方が自然だと思います。baby の例も同様。


mike.fight_with(tama)
#「hogehogeと戦う」が英語ではFight WITH hogehogeだったかどうかは
#自信が無いですが…

というメソッドは存在していいと想いますが、
それとは別問題として、
「両者を対等に捉えたい」っていう要望もまた
アリだとは想います。

主体といっても、現実は、
これが主体だ!と言い切れるケースばかりじゃないので、
ちょっと微妙なんですよねー。

なんか世間にはMultipleDispatchとかいって
複数のオブジェクトの「組み合わせ」に対して
メソッドを呼ぶ(メッセージを送信する)ということが
できる言語もあるらしいです。
#Lisp系とかで見かけるらしいですが、
#かくいう俺も触ったことはまだ無いので伝聞です…
そういう言語だと、
対等に捉えたfightも自然に記述できるんでしょうね。

が、まあ今主流の言語にはその機能は無いようです。

MultipleDispatchなやり方だと、もしかすると、
闘技場とか、戦う動機とか、戦う種目とか、もまた
組み合わせるオブジェクトたちの1つとして参加する
のかなあ…



さてRuby。
個人的には、ArrayとかEnumerableに
ちょいとfightメソッドをつけちゃうといいかな
という気がしています。

Arrayに恒久的につけるのは不味いでしょうけど、
まあ1つのプログラムの中の話ですし、
かたいこと言わずに(^^;

…てゆーか、Enumerableと同じ立場の
(つまりeachとかを持つクラスにincludeしてもらうような)
moduleを1つ作ればいいんですかね。

#EnumerableとかArrayとかにmix-inしてくださーい
module Fighters
  #要素がfight_with(敵)を受け付けることを期待してまーす
  def fight
    self.each{|me|
      (self.to_a - [me]).each{|enemy|
        me.fight_with(enemy)
      }
    }
  end
end

module Fighter
  def initialize(name)
    @name=name
  end
  attr :name
  def fight_with(you)
    puts "#{self.name}曰く「#{you.name}よ、俺はお前を倒す!!」"
    #相手次第で戦い方を替える、というコードが何もありませんが…(^^;
    #あと動機や種目の概念も無いなあ。うーん…
  end
end

class Cat; include Fighter; end
class Dog; include Fighter; end

[
  Cat.new("mike"),
  Cat.new("tama"),
  Dog.new("pochi"),
].extend(Fighters).fight

sh-2.04 % ruby -v fighters.rb
ruby 1.8.2 (2005-02-01) [i386-mswin32]
mike曰く「tamaよ、俺はお前を倒す!!」
mike曰く「pochiよ、俺はお前を倒す!!」
tama曰く「mikeよ、俺はお前を倒す!!」
tama曰く「pochiよ、俺はお前を倒す!!」
pochi曰く「mikeよ、俺はお前を倒す!!」
pochi曰く「tamaよ、俺はお前を倒す!!」


まあようするに
「不細工」な部分はライブラリ(?)の中に隠しちゃえ
という話です。

あと、extendでヤリ逃げするってのは結構好きかも。
module自体はライブラリとして作り置きできるんで
クラスじゃなくインスタンスに対してちょっかい出しても
全体としてはあまり汚くならない(きがする)し。