高橋征義です。

以前より非公式には各所で話をしてきましたが、この度、
「日本Rubyの会」という団体を立ち上げようと考えています。

この会は、基本的には、Rubyそのものを開発している方々や
Rubyのアプリケーションやライブラリなどを開発している方々を
支援・応援するための団体です。
よく使われる言葉では「ユーザ会」が一番近いかと思うのですが、
「ユーザ会」と言ってしまうと「開発者/ユーザ」という区分を
暗黙に導入しているような気がして、あまり気が進まなかった
こともあり、このような名前にしています。
実際、「Rubyのユーザ」とは多くの場合、Rubyという
プログラミング言語でソフトウェア開発(たとえそれが数行の
スクリプトであっても)を行っている開発者とも言えますし、
あまり「ユーザ」という言葉を強調することもないでしょう。

今までRubyのコミュニティと言えば、このMLなどがその役割を
担っていたと思います(実際、少なくともRubyそのものの開発の
ためにはそれで事足りているくらい、非常に強力かつ優秀な
コミュニティであると思います)。
しかしながら、たとえばLL Weekendのようなイベントを開催する
にあたり、イベント主催者がRuby関係者にも声をかけようと思った
として、そのためにだけにわざわざruby-listに登録する、というのも
ちょっと面倒です。現状ではwebmaster / ruby-lang.orgにメールを
するのが無難なところのようですが、www.ruby-lang.orgにしても
誰がどのように管理しているのか、Webサイトを見ただけではよく
わからなかったりするのが現状です。

# そういえば、www.ruby-lang.orgのメニューには「このサイトに
# ついて」がないんですよね……。ちょっとこれも後で相談させて
# ください>関係者の方々

また、イベント以外にも、オンラインドキュメントの整備や保守
といったところで、人的リソースがうまく活用されていなかった
面があったかと思います。そのような状態も、うまく変えていければ
と思っています。

もっとも、今ある仕組みを大きく変える、ということは考えていません。
デザインパターンで言えばあくまでFacadeパターンのように、
今まで行われてきた各所の連携は妨げることはなく、それまで
何も接点がなかった方に対して便利な窓口になれば、という感じです。
Mediatorパターンみたいに内外の接点を一手に握ってしまうような形に
なることは望んでいませんし、望んだとしても無理・無謀でしょう。

# ↑デザインパターンを知らない人にはあんまり通じなさそうな
# 説明ではありますが……。

とはいえ、細かいことはまだ決まっていないことばかりです。
そこで、会そのものの設立に先立ち、日本Rubyの会準備会ML
というMLを作りました。上記のような会の設立に興味を持たれて、
積極的に関与していきたいと考えておられる方は、

  To: ruby-no-kai at ml.fdiary.net
  Cc: maki at rubycolor.org

とTo:とCc:に書いて(「at」は「@」に置換し、その前後の空白は削除
してください)、お名前と参加にあたってのコメントを書いてメールして
ください。自動的にMLに登録されます。

正式に発足した際にはまた改めてご報告したいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

高橋征義 (TAKAHASHI Masayoshi)   E-mail: maki / rubycolor.org