藤本です。

RubyCocoa 0.3.0 と RubyAEOSA 0.2.1 をリリースしました。

  http://www.imasy.or.jp/~hisa/mac/rubycocoa/
  http://www.imasy.or.jp/~hisa/mac/rubyaeosa/

Mac OS X 10.2 (Jaguar) では、プレインストールされている Ruby 1.6.7 で
使用できます。別途 Ruby をインストールする必要はなくなりました。また今
回はいつものソース配付の他に、Mac OS X 10.2 用の ".pkg" 形式のバイナリ
パッケージも用意しました。簡単にインストールして使うことができますので
お試しください。

Mac OS X 10.2 では、 Cocoa に AppleScript / AppleEvent 関連のクラスが
追加されており、RubyCocoa のみで AppleScript を実行して結果を扱うなど
RubyAEOSA 相当のことが出来るようになっています。また irb 上での 
RubyCocoa と RubyAEOSA の使用が格段に安定しています。

以前のバージョンとの主な違いは

  * LibRuby.framework、RubyCocoa.framework に依存しなくなった 
    (RubyCocoa.frameworkは復活の可能性あり)

  * Jaguar + RubyCocoa バイナリパッケージのみのシステムで RubyCocoa
    GUI アプリケーションを実行可能

  * Jaguar + DeveloperTools(w/BSDSDK) + RubyCocoa バイナリパッケージの
    システムで RubyCocoa GUI アプリケーションを開発可能

といったところです。


== RubyCocoaとは ?

RubyCocoaは、Mac OS XのCocoaオブジェクトをRubyスクリプトからRubyオブジェ
クトとして扱うための、Ruby拡張ライブラリです。RubyCocoaを使うと

  * Rubyスクリプトの中でCocoaのオブジェクトを生成して使う
  * RubyとInterface Builderを使ってCocoaアプリケーションを書く
  * irbやスクリプトでCocoaオブジェクトのお手軽動作チェック
  * Cocoaアプリケーションのお手軽プロトタイピング
  * 小規模の簡単なCocoaアプリケーションの開発
  * RubyスクリプトにOSX用の簡単なユーザインターフェースをかぶせる

といったことができます。

== RubyAEOSAとは ?

RubyAEOSA は、MacOS X において AppleEvent と OSA Scripting Component
(OSA = Open Scripting Architecture) を扱うための Ruby 用ライブラリです。
RubyAEOSA を使うと、Ruby スクリプトや RubyCocoa アプリケーションの中から

  * AppleScript を実行し結果を取得
  * AppleEvent を送信し結果を取得
  * AppleEvent オブジェクト(AEDesc)を生成

といったことができます。

# メールが届かないみたいなので再送しました。
-- 
藤本尚邦  FUJIMOTO Hisakuni