るびべんです。#最近本業での登場回数が多いなぁ(^^;;
        これからは有料にします(ウソ)

On Thu, 21 Mar 2002 14:29:14 +0900
Taku Nakajima <tnakajima / brain-tokyo.jp> wrote:
> (1) GPLのソースをrequireするプログラムは必ずGPLになる

(あまり問題の解決にはなりませんがm(_ _)m)ふつうの著作権系の弁護士に相
談すれば、以下のような模範回答になるような・・・

===
著作権法上、保護される権利は、複製とか公衆送信権などの支分権だけですので、
スクリプトの動的結合の場合は著作権法上の権利に抵触することはありません。

ただし、コンパイラ型言語で静的に結合する場合は、コンパイルの際に、翻案権
の侵害になるおそれがあります。
===

(以下、るびべんの個人的意見)
しかしね〜、「じゃあ、ソースだけあげるからユーザさんのとこでコンパイルし
て(tar-ball 配付ならそうですよね)」とするとライセンスを回避できるワケ?

なんか変ですよね〜。正直、未解決領域です。

それに、多くのコミュニィティ(特に、Debian-Linux系)では、「動的、静的を
問わず(L)GPLに従ってね」という政治的運動をしてます。法的意味はない
ですが、その主張は、すこぶる正論だと思います(るびべんは、そう思います)。

なので、この問題は、Walrus & Ruby ユーザの「コミュニティルール」としてど
う考えるか、ということだと思いますよ。法的権利問題にはなりません。

===

> (2) 開発されたプログラムがGPLであると再配布をしなくてもソース公開の義
>     務が生じる

開発という以上、「ソースをいじる」ということですよね。これは基本的に人格
権侵害ですから(同一性保持権侵害)、「オリジナルソフトの開発者に対して」
債務(ライセンス条項に従って公開する義務)が発生します。

#権利客体と相手方が「ずれてる」ことに注意ね。

だから、
>   (1) ユーザはソースをもらう権利がある
>   (2) ユーザはこのアプリを(GPLのもとで)再配布する権利がある
>
これは、違います(著作権的には)。

再開発者(改変者)は、オリジナル開発者に対して債務を負うのであって(した
がって原告適格はオリジナル開発者)、その債務の内容が「改変部分等のソース
を公開すること」です。##ややこしいですね〜

ユーザと再開発者は、「ユーザがどのような条件で改変後ソフトを利用できるか」
について契約することはできます。両当事者で、再配布禁止にしたり。
ただし、その内容によっては、オリジナル開発者が原告になって債務不履行の主
張が立つことがあります(が、損害は立たないと思う→ので訴訟にならない)。

ぶっちゃけていうと、改変者がガチガチのライセンスでユーザに再配付したとい
う事実について、GPL教のオリジナル著作者が「えーかげんにせーよ」とは言
えますが(だから門前払いにはならない)、損害の認定は取れんでしょうなぁ。

なので、本質は法的問題ではなく、そゆことが「どれくらいコミュニティの仁義
に反するか」という政治的問題なのです。


> なお、私と某氏とのやりとりは、以下の掲示板の36番以降で参照することがで
> きます。
> 
> http://210.155.146.159/bbs/s27/

なはは。非常に日本的なコピーライト論争といいますか(失礼!m(_ _)m)、そ
のいわゆる・・・(汗;;

#結構、皆さん、○○がGPLに染まると、××も・・・って好きですよね。


るびべん。