坂野 正明です。

At Wed, 13 Feb 2002 10:59:30 +0900,
shukaku / j-mac.co.jp wrote:
> > > lintのような別のツールで良ければ、rubyunitで検査するというのは有効
> > > だと思います。例のような場合なら、テストケースでひっかかりますから。

> とりあえずなんですが、下記のような感じでしょうか。

斉藤さん、丁寧な御返事をどうもありがとうございました。
お蔭様で(最低限の)使い方を理解できたように思います。

# あと、助田さんのWWWトップページから辿れる
# http://homepage1.nifty.com/markey/ruby/prc2k/rubyunit.html
# が分かりやすいということを見つけました。是非、RubyUnitのページ
# http://homepage1.nifty.com/markey/ruby/rubyunit/index.html
# からもリンクをお張り下さいな -> 助田さま

rubyunit は、クラス(やプログラム)の挙動を調べるもの、
つまり、プログラムの中に p やら if やら書き込んで調べる代わりに、
それを別ファイルに書いて扱うためのフレームワーク、というもの
だと理解しました。
# 実は直接 lint してくれるのか、と期待していたのですが…ちょっと
# 目的が違うようですね。
# とはいえ、rubyunit は使い手がありそうです。今後色々試してみます。


以下、今回の質問に関する Summary です。

#-------------------- Summary --------------------------

[Q]
 Ruby の def 文においては、引数の受渡しは、多重代入と大体同じ
 (違いは引数の数のミスマッチに関する厳しさだけ?)。よって、
 def文の中で、破壊的メソッドを使う時は要注意。引数にとった
 オブジェクトを誤って"破壊"しないためには、どうすればいいか?

 # なお、(私の理解が正しければ) Numeric, True/False/NilClass, Proc
 # クラスなどには破壊的メソッドは存在しないので、気にしなくてもいい。


[A1] (正当派?)

 defの内部で(引数で渡されたオブジェクトに対して)破壊的なメソッドを
 適用しない。

[A2] (名付け派?)

 (上と同じだが、誤らない工夫として)
 defの際に、引数の名前に"in_"とか"out_"とかを付ける。

[A3] (慎重派?)

 予想外のことが起こっていないか、しっかり、テストする。
 rubyunit などが有用。
 cf. http://homepage1.nifty.com/markey/ruby/rubyunit/

[A4] (自爆派?)

 def で受け取った引数に対し、ただちに .freeze する。誤って破壊的
 メソッドを適用すると、エラーが出るので、チェックできる。
 (長所)
   ・チェックが容易。
     おそらく、エラーメッセージから直ちに問題箇所を発見できる。
 (難点)
   ・複雑な分岐があると、チェック洩れの可能性あり(これは上[A3]と同じ)。
   ・一旦、.freeze すると、その解除はできない。
   ・freeze 自体が、オブジェクトの状態を(グローバルに)変更する。
     つまり、def を呼んだルーチンの方でも当然この変更が有効になる。
     かつ、解除できないから、しばしば困ることになるだろう。
   ・どちらにせよ、グローバルな状態を変更する def 文は、汎用的には
     なりにくいので、debug が終わって本番の時には、外すべきか。

[A5] (邪道派?)

  def で 引数を受け取った直後に、他の変数(もしくは自分自身)に .clone する。

  これを簡単に行うためには、例えば、以下のような方法。

  1. 以下の1行ファイル( clone.rb )を用意して、ライブラリパスに置く。
	def clone(*a) a.map{|i| i.clone} end
  2. ruby -rclone で clone.rb を require。
  3. def 文において、
	def xyz(a,b,*c)
	  (a,b,*c)=clone(a,b,*c)
	  ...
     などとして、最初に一気に引数を(同じ名前で) .clone する
     # Editor で括弧ごとコピーすればいいので、考えなくてよくて楽。

#-------------------- Summary ここまで --------------------------