まつもと ゆきひろです.
In message "[ruby-list:2603] Re: class design (Re: url escape)"
on 97/04/04, sinara / blade.nagaokaut.ac.jp <sinara / blade.nagaokaut.ac.jp> writes:
|原です。
|> 私は元々, super class/subclassの構成に関しては, 標準的というか純粋とい
|> うか正規的であって, 変な継承の仕方は好みでありません.
|>
|> 例えば, Arrayのサブクラスとして(数学の)ベクトルを表すVectorを作るとか
|> は絶対しません. そういう意味では, 純粋なSmalltalkerといえるのですが...
|
|なるほど。スーパークラス一部の能力を使いたいがために、安易に継
|承してしまうのが気持ち悪いのですね。意味的にきちんと継承(包含)
|関係になければ継承しないと。
なるほどねえ.実は私は(rubyの)継承というのは機能の共有のため
だけに存在していると考えています.静的な型のない言語では継承
関係があるからプロトコルが一致するとかいうような型に関する性
質(仕様の継承)はあまり意味が無いです.undefがあるrubyでは特
にそうですね.
つまり,ちょっと極論すると,ユーザにとっては継承なんてそれほ
ど意味が無くて,実装者の利便のためだと考えています.
# 本当はユーザも継承から類推がきくという大きな利益を受けてい
# るのですが.
|なるほどなるほど。このあたり私は完全に「オブジェクト指向」を
|誤解していました。私は最初オブジェクト指向というのは、ruby の
|module の様な、数学でいうと「圏論」的な機能中心主義というか、
|「配管はするけどその中に何が通って行くは関知しないよ」的なも
|のをイメージしていました。むしろ対極の考えでした。
なんか中国語を読んでいるようです理解できていないのですが,
rubyのオブジェクト指向ってのは,結構最初の原さんの理解に近い
かも.
まつもと ゆきひろ /:|)