けいじゅ@日本ラショナルソフトウェアです.

In [ruby-list :21753 ] the message: "[ruby-list:21753] Re: OBJECTDAY
2000 ", on Apr/05 16:47(JST) Hideto ISHIBASHI writes:

>石橋秀仁です。

>> 羽生田さん達が, RubyとRuby本にある考え方(手軽にOOしようよ)を気に入ってく
>> ださって, そういうことになりました.
>
>Rubyにとってはすごいことですね (^^;;

あのカンファレンスは結構人が集まりますからね. ただ, Rubyのセッションに人
が集まるかどうかは未定ですが(^^;;;

>今ってけっこうJavaの黎明期に似ています。
>個人でAppletを書くひとが多数でてきたころ、
>Javaで業務用アプリケーションを書くなんて、
>「そんなバカな」と言われたころ。
>専門誌でさえ、そうでしたから。

私の身の回りにも結構でてきていますね. とくに, 銀行とか証券関係のお客さん
も結構多くなってきていますから, 驚きですね.

# って驚いちゃいけないのか(^^;;;

>Rubyにも、「スクリプト言語なんてオモチャだ」
>という誤解がありますね。まだ、飛び箱が飛べない。
>無知による恐れが勝っている状態でしょう。

たしかにそういう風潮は強いですよね. 

># だから啓蒙活動は重要ですね。

それは言えますね.

>Javaの歴史に学べば、Rubyの誤解もいずれ解けると思います。
>事例/実績が出てくれば一気に広まる、かな?
>
># 将来Ruby対応CASEツールがでれば、RADの決定版だと断言できます。
># ROSE for Rubyとか(^^;

時間があればやってみたいとは思っているのですが... なかなか...  それに,
Rubyにはフリーのモデリングツールの方が似合っているかなとも言えますが...

# このMLにフリーのモデリングツールの関係者の方がいたような気もしますが...


>> 2番目のUMLから見たRubyがなかなか面白そうかと思っています. Rubyの特異性が
>> よくわかる(^^;;;
>
>ちょっとずれているかもしれませんが、
>ぼくがUMLを書いてみて感じたこと:
>
>* モジュールはクラスでもインターフェースでもない
>実装の共有がある。モジュールは場合により、
>インターフェースと多重継承のどちらでも表現できる。
># UMLの「インターフェース」は、Javaに肩入れしてると思う。

インターフェイスはあくまで仕様ですからRubyのモジュールとは違いますよね.

UML的に言えばRubyのmoduleは<<module>>とか<<mixin>>とかのステレオタイプを
持つクラスってことになると思います. で, includeは実現でなく<<mixin>>汎化っ
てことになるのではないかと. 

>* デザインパターンがライブラリ
>* Rubyスクリプトの抽象度が設計言語なみに高い

>  「思いたったらRuby」
>
>という感じで、作りたいものをすぐに実現できるのが嬉しい。

ですね. 当然, その辺りも今回は強調したいと思っています. それに, 

  「思いたったらRuby」

って標語もなかなかすばらしい(^^;;;

># やっぱ動的プログラミングとオブジェクト指向の組み合わせはすごいす
># (^^)

動的ってところがUMLにとってはつらいところではあるんですよね(^^;;;

Rubyでは, 厳密に言えばUMLでいうところの属性も操作も実行時に決まるもので
すので, この辺りをUMLで正確に表現するのは結構難しいというか面倒ですよね.

UMLからみたRubyの特徴

* <<module>>クラス と <<mixin>>汎化
  + moduleのinclude
* 状態限定クラス(class-in-state)
  + 動的なmoduleのinclude
  + 動的なインスタンス変数/メソッドの定義
* 動的クラス分類(dynamic classification)と多重クラス分類(multiple
  classification)と<<extendedBy>>依存関係
  + オブジェクトに対するmoduleのextend

めったに出てこない概念がいっぱい出てきますね(^^;;;


__
..............................石塚 圭樹@日本ラショナルソフトウェア...
----------------------------------->> e-mail: keiju / rational.com <<---