お世話になっております。 A.中村です。

On Sun, 21 Nov 1999 06:02:46 +0900
Kazuhiro Yoshida <moriq.kazuhiro / nifty.ne.jp> wrote:

>module での initialize という名のメソッドは混乱のもとだから使わないってのはどうかな。^^;

却下っす(T_T)
moduleって、「自分では子(instance)を産めないけど
パートナー(それをincludeしたclass)に産ませることができる」
という、「オス」のような気がします。
「俺は子を産めないが、育てるならこんな子にしたいぜ」
って感じ。クラスはメス。オスに「子を産む能力(new)」とかを
追加するとメスになった。(生物学の説と逆なのかな(笑))

ってのはどうでもいいですが(笑)、とにかく、initialize「に」
させるべきことを追加したい場合、moduleにinitializeを
書く以外に手は無いと思います。

特定のインスタンス変数をつけ(させ)るmodule、とか。
たとえばCompositeモジュールが@parentと@childrenを付けるなど。
@parentはまだいいですが、@childrenは配列などでないと駄目なんで
initializeのときに付けてあげないとしょーがない。

その場合は勿論、M#initializeの中にsuperを書くのを忘れずに。

>@s1 は M1 のものではなく,M1 を include したクラス例えば C のものである。 # だからインスタンス変数って言うんだな

その言い回しは、違うんでないでしょか。
インスタンス変数はクラスのもんじゃなくて
インスタンスのものです。
#だからインスタンス変数って言うんだな

インスタンスにとっては、クラスCもモジュールM1も
自分にインスタンス変数などなどの機能を
「付けさせた」親だと思えます。両親って感じ。


いずれにせよ、moduleはincludeによってクラス階層に
「挿入される」ものなので、
initializeに限らず「任意の」メソッドを、同じ名前にすること
によってブロック(笑)できてしまうようです。

それを防ぐには、moduleで定義したメソッドに
superを付けることで、防げるっす。
#aliasするのは「わき道にそれる」なので、aliasじゃ
#望むかたちに出来ない場合もあるんじゃないかと思います。
#そういう場合は「抜け穴を掘る」superだなと。

逆にいえば、わざと名前をぶつけてsuperせずに
継承されたメソッドを潰す「当たり屋」のような(笑)
moduleも作れますね。意味あるべか。

class A
  def aa; p "aa"; end
end

module M
  def aa; p "mm"; end
end

class B<A; end
B.new.aa    #=> "aa"

class C<B;include M; end
C.new.aa    #=> "mm"    "aa"は出ない

上記で、M#aa にsuperを付けると、aaとmmの両方が
出るようになりますよね。


よだん:
以前話した某PDM環境でも、InsertClassという概念が
ありました。階層の途中に後からクラスを突っ込んで
メソッドもインスタンス変数も追加&変更できました。

つーか、既存のクラス階層の「途中」に後付けで
Insert出来たっす。既に出来あがってしまった階層に
機能追加するときに便利。
あ。Rubyでも後からincludeって出来るんですね。

class A
  def aa; p "aa"; end
end

class B<A; end
class C<B; end
C.new.aa         #=>"aa"

module M
  def aa; p "mm"; end
end

class B; include M; end 
C.new.aa         #=>"mm"

ただ某は、同じInsertClassを複数の個所にInsertは
出来なかったようでして、実装の「追加」には使えたけど、
実装の「共有」には使えなかったのでした(t_t)。

Rubyのmoduleは、再利用可能なInsertClassだなと
いう印象を持っています。