まつもと ゆきひろです
Workshopについて触れている人がぽつぽついらっしゃいますが、参
加しなかった人のために簡単にまとめておきます。
発表
Ruby作者によるRubyについて
私による質疑ベースの発表です。
なんだか「まだまだマイナー」ってのが参加者の共通した印象
のようでした。一番ショックだったのはkshに負けた話。^^;;;
ちなみに一番感動した話は...ここでは書けません。残念。
マーケティングにはプログラマまつもとは実はあんまり興味な
いんですが(プログラマでないまつもとはそれなりに興味があり
ます)、急拠マーケッターみやはらさんによるマーケティングパ
ネルが開かれることに。
有馬さんによる文法拡張の提案は1.5で採用されるかも。実際に
プロトタイプは会場で動作してました。
Windows環境におけるRubyについて
木村さんによるmswin32版Rubyの開発について。
開発の苦労話って感じがメインでした。本当に苦労してる。
なかなか関心は高いようでしたが、私には謎の多い世界でした。
インストールが大変なので、「大盛りパッケージ」とか、
install sieldによるインストーラが欲しいなんて話もありま
した。
RubyのGUI環境について
aka...前橋さんによるGUI環境についての発表でした。
Windows固有の機能が欲しいとかのリクエスト(?)も出てまし
た。が、ベースになるライブラリが対応してないと辛いでしょ
うねえ。
RubyとOracleについて
本題は「使えます」で終わり。だってみやはらさん元々Ruby使
いじゃないんだもの。無理を頼みました。
で、ほとんどの時間はマーケティングについての話題でした。
さすがマーケッター、切れ味が違います。
キーワード: Ruby Enterprise Edition、Rubyちゃん ^^;;;
この話題は後述。
SGmailの開発を中心に
IMAP4 GUI クロスプラットフォームとbuzzword満載のMUA
SGmailの開発についてです。正直言うと鴫原さんってもっとずっ
と若い人と思ってました。2ヵ月でこんなの作っちゃう(しかも
何度も最初から作り直すとは)凄いパワー。
Meeting2000の開発を中心に
松尾さんによるMeeting2000の開発についてです。松尾さんっ
てのはプログラミングそのものを楽しみとしないという意味で、
まつもととはある意味対極にいる人なんですが、その発言は納
得できます。「みんなもっとアプリケーションを書こうよ」と
いうのが松尾さんからのメッセージです(通じたかな)。
Rubyによる地球流体データの扱い
地球流体データをRubyで扱おうって話です。適用事例としては
重要です。特に一般的にはRubyのようなインタプリタ言語は向
かないように見える局面でどう使うかの今後の工夫が注目です。
しかし、ごとけんさんって思ってたよりハンサム(失礼)。
スクリプト言語の簡単講座
木村さんによる「スクリプト言語簡単講座」はあんまり反応あ
りませんでしたね。面白いネタなんだがなあ。
ディスカッション
「スクリプト言語に対する誤解を解く」というテーマだったの
ですが、参加者のほとんどはちゃんとした(簡易でない)スクリ
プト言語が当り前と思ってたみたいで、あんまり誤解はなかっ
たみたいです。テーマ設定した連中(って私か)の頭が古かった?
なんかやや我を忘れてたのでなにをしゃべったのか覚えてない
んですが(無責任モード)、私ばっかりくっちゃべって、ほかの
パネリストには悪いことをしました。ごめんなさい > みなさま
懇親会
ピザとビール(私はジュース)で懇親会が行われました。一部で
『バベル17』は受けてたみたいです。会場で「Unicodeのサロ
ゲートペアに対応してますか」と聞かれたのですが、答えは
「RubyはUTF-8に対応してますがUnicodeには対応してません」
でした。
宴会
ワークショップ終了後「うまいものや一兆」とかいう店で宴会
が開かれました。講師はただだったのでおいしい思いをしまし
た。ありがとうございます > みなさま、JUS
あちこちでいろんな話題がとびかってましたが、会場がうるさ
いのと席が分散してしまったので全然把握できませんでした。
しかも、今思い返すと自分がなにをしゃべってたのかも覚えて
ないと言う。酔ってたか? (飲んでないのに)
思ったこと
ワークショップ
いっぱいしゃべって楽しかったです。適当なことをほざいてま
したが、参加者の皆さん聞き流してくださいね。
キーワード: 日本のBill Gatesでなく、Larry Wallになりたい
マーケティング
「マーケティングで損してる」、「まだまだマイナー」っての
があちこちから聞かれました。うちの会社を動かして、もう
ちょっとビジネス的に提供できるか検討しましょう。
それと「いかに広めるか」って話が多かったですが、せっかく
集まったんだから「自分がいかに使うか」って話をもっともっ
とした方が良かったかも。
日本人の特性?
参加してるときにはそうとは思わなかったのですが、うちに帰っ
てから思い返すと、やはり「お客さん」的態度が散見されまし
た。「一緒にやろうよ」という言葉が跳ね返らない悲しさ。
今後の課題
ruby-lang.orgをとる
大盛りパッケージを雑誌の付録に
各種バイナリをftpサイトに
Ruby Enterprise Edition(30万?)
Ruby Professional Edition(10万?)
「Rubyちゃん」は私の趣味じゃないんで、unoffcialにだれか
やってね。
なお、各セッションの資料および参加者によるレポートは近日公開
されます。
まつもと ゆきひろ /:|)