石橋秀仁です. 

At Fri, 28 May 1999 10:31:01 +0900
  "NAKAMURA, Hiroshi" <nakahiro / sarion.co.jp> wrote:

> 計算のために計算機中に置く対象領域のモデルは,
> 対象領域と問題に依存するので(またそういう危険な断定を...),
> 「バナナ」という対象と「それを誰かが食う」という操作が
> いっしょくたにパッケージ化されているモデルでも,
> 問題がない(こともある)ですよね.

そうそう. そういいたかったんです. まえの文章は言葉足らずでした. 

オブジェクト指向で知識表現的な分析をしても, 結局, 最後は
ソフトウェアで実現する(計算する)のに違いないので, 目的を
達成するのに最も適した分析が最前だと思うのです. 

# まあ, ぼくは対象領域のモデルは「対象領域と問題」というよりも, 
# 「要求(requirements)」に依存すると思っていますが. 
# 言葉レベルの些細な差ですね. 多分同じ意味. 

その目的を取り違えた(というと語弊があるが)ケースもあります. 
知識表現のように, オブジェクト指向という「所詮はコンピュータ技術」で, 
「世界を表現」しようとするひともいますよね. それはそれで, 
「形而上学的哲学」としてはいいんです(ぼくはすきですね).

でも, そのアプローチで「ソフトウェア」のための分析はできないぞ, 
というのがぼくの主張です. もしそれでまともなソフトウェアが
作れるとすれば, それは自然言語プログラミングと同じ(人間レベルの
高次概念という意味で)です. 現状ではそんなことはできませんよね. 

# 逆に自然言語プログラミングが実現すれば, 哲学的分析の時代だと... 

ひとことでいえば, 「ソフトウェアで実現する」ということを常に
意識しなければならないほど, 現在のソフトウェア開発手法は未熟だと. 
# もちろん, われわれ「やってる」人間が育てていくべきですよね. 

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