どうも。
1ヶ月ほど前に「Rubyで静的型」を投稿させていただいた佐々木です。

「Rubyで静的型」では私のアイデアを披露したのですが、まつもとさんに、
それはSoft Typingという技術に近いのではないかと言われ、Soft Typingに
ついて調べたのですが、これはどうも私のアイデアとは違うようです。

当方英語が読めないので、日本語のネット上のわずかな情報を見た
限りのことですが、Soft Typingは「動的言語でも実行時の型検査を
なるべく省略して速くしよう」というようなものと理解しました。
一方私の案の方は実行時の型検査をすべて無くし、速くしよう
というものです。これを型宣言なしに行います。
また、まつもとさんがSoft Typingとともに触れていたGradual Typingも、
これは型情報をコード中に記述するものらしく、私の案とは違います。
私の案は動的な言語を速くするというより、徹頭徹尾静的型です。

ここでMatzにっき
http://www.rubyist.net/~matz/20040722.html#p01
を参照させていただくと(動的型、静的型の長所、短所が良くまとめ
られていると思うので)、静的型のデメリットとして、「全ての変数に
型を書くのは面倒くさい」「柔軟性が減る」が挙げられていますが、
前者は私の案では型宣言を無くすことができるので解消し、
後者はやはり私の案による、静的で型宣言のないダックタイピング
により、解消することができます。
後者についてMatzにっき抜粋:
> たとえば、Rubyであればwriteメソッドを持つオブジェクトなら
> なんでも出力先にできるが、 静的型言語ではそのような柔軟
> 性は困難だ。 いや、interfaceのようなものを用意してそれを
> 継承すれば理屈では可能だが、 実際にはあまり活用されて
> いないようだ。
ただし、私の案はまだ未成熟で、三浦さんより実装上の難点が
挙げられていて、それらを克服すればの話ですが。ただ、私は
それらはいずれも致命的なものではないと思っています。

とすると、私の案が実装可能であるとした場合、静的型のデメリット
は無くなり、動的型と静的型がトレードオフの関係ではなくなり、
静的型こそが最終的な勝者となると、私は考えています。
私は間違っているでしょうか?