Bug #3136: reuse of singleton method definition causes SEGV
http://redmine.ruby-lang.org/issues/show/3136

起票者: Yusuke Endoh
ステータス: Open, 優先度: Normal
Target version: 1.9.2
ruby -v: ruby 1.9.2dev (2010-04-12 trunk 27317) [i686-linux]

遠藤です。

以下で SEGV します。


  def overlaid(obj)
    class << obj
      def reverse
        super
      end
    end
  end

  overlaid(str = "123")   # (1)
  overlaid(ary = [1,2,3]) # (2)
  str.reverse             # (3) => SEGV


一連の流れを説明すると:

  - (1) によって、reverse の iseq が "123" のメソッドとなる。
    (reverse の iseq の klass に「String を継承した特異クラス」
     がセットされる)

  - (2) によって、reverse の iseq が [1,2,3] のメソッドとなる
    (reverse の iseq の klass に「Array を継承した特異クラス」
    が *上書き* される)

  - (3) によって、String のインスタンスを self として reverse
    の iseq が実行される。その中の super で現在実行中の iseq
    の klass (= Array を継承した特異クラス) を元に呼び出す
    メソッドを決める。すると Array#reverse が選ばれてしまう。

  - String のインスタンスを self として rb_ary_reverse が実行
    されてしまう。

iseq の klass に super のコンテキスト情報を持たせている設計が
バグだと思いました。


解決方法としては、

  1. rb_iseq_t 以外で super のコンテキスト情報を管理する
     (Ruby レベルのメソッドでも rb_method_entry_t の klass を
      使うようにする?)

  2. メソッドを定義するたびに rb_iseq_t を複製する

を思いつきましたが、どちらも結構タフそうな変更です。

安定させるのに時間がかかることが予想されるため、がんばって
早く直してください > ささださん。


また、[ruby-dev:40458] の修正も急ぎ目でお願いします。

-- 
Yusuke Endoh <mame / tsg.ne.jp>


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