青木です。
1.9 で String#each がなくなりましたが、どうにも不便です。
なんで不便なのか考えてみたところ、Array のメソッドが
String に比べて弱いのが原因ではないかと考えるようになり
ました。そこで、以下のようなメソッドを新たに導入する
ことを提案します。
--- Enumerable#split(max = nil) {|item| .... }
each で得られる要素を順番にブロックに渡し、ブロックが
真を返したところで分割して、配列の配列を返す。最大 max
個まで分割する。max = nil のときは無制限に分割する。
(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 4, 5].split {|i| i % 2 == 0 } #=> [[1], [3], [5]]
他の言語での例: Haskellのbreakを繰り返し適用する場
合に相当
--- Enumerable#span {|item| ... }
配列の要素のうちブロックが真を返す先頭部分と残りの部分に
分割して 2 要素の配列で返す。(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 1, 2, 3].span {|item| item < 3 } # => [[1, 2], [3,
1, 2, 3]]
他の言語での例: Haskellのspan
--- Array#take {|item| .... } 別名案:take_while, slice{}
配列の要素のうちブロックが真を返す要素を先頭から
すべて集めて配列で返す。(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 2, 1].take {|i| i < 3 } # => [1, 2]
他の言語での例: HaskellのtakeWhile
--- Array#drop {|item| .... } 別名案:lstrip, drop_while,
reject_head
配列の要素のうちブロックが真を返す要素を先頭から
すべて除いた残りの配列を返す。(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 4, 5].drop {|i| i < 3 } # => [3, 4, 5]
他の言語での例: HaskellのdropWhile
--- Array#reverse_drop {|item| .... } 別名案:rstrip,
reject_tail, reject_last
配列の要素のうちブロックが真を返す要素を末尾から
すべて除いた残りの配列を返す。(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 4, 5].reverse_drop {|i| i > 3 } # => [1, 2, 3]
--- Array#drop_both {|item| .... } 別名案:strip
配列の要素のうちブロックが真を返す要素を先頭と末尾の
両方からすべて除いた残りの配列を返す。(非破壊的)
例
p [1, 2, 3, 4, 3, 2, 1].drop_both {|i| i < 3 } # => [3, 4, 3]
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青木峰郎