斎藤です。小林さんも把握されている問題かもしれませんが、
一応取り上げさせて下さい。

現在BigDecimalには、ひっそりとBigDecimal.induced_fromが
定義されています。これは他のいくつかのNumericクラスにあわせて、
Precisionモジュールをincludeする意図があったのだと思います。
リファレンスマニュアルによると、このモジュールは
「精度をもつ具象数値クラスのための Mix-in。
 ここでいう精度とは実数の近似の良さを意味します。」
とあり、BigDecimalにぴったり、という印象も持てます :)

BigDecimalにPrecisionをincludeするとうれしいと思われる点は
・Floatなど、他のいくつかの数値クラスとの整合性が取れる
・Precision由来のメソッドを利用して、他クラスの精度へと
 変換する方法ができる
というくらいでしょうか。

ここで最大の問題は、まったく異なる意味を持つメソッド、
Precision#precとBigDecimal#precとの重複です。

選択肢はおそらく、二つしかありません。

1. 他のクラスとの整合性よりも、現状のままを取る。
   (induced_fromは半分お蔵入り)
2. 他のクラスとの整合性を取り、BigDecimal#precは改名する。

「prec」というメソッド名は元々、Floatなどの数値クラスでは
まったく別の意味を持っていたので、現状のままだとBigDecimalのみ
例外的に見えてしまうのではと、自分は心配しています。
ということで、自分は2番を推すのですが、小林さんは当然1ということ
でしょうか。他の方のご意見も、できればお聞きしたいです。

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斎藤ただし