まつもと ゆきひろです

ruby-devに移動します。

In message "[ruby-list:35305] Re: ((1.2)..(3.4)).to_a"
    on 02/05/29, "Shin'ya Adzumi" <adzumi / denpa.org> writes:

|Numeric#succ はちょっと…なのですが、とりあえずそれは置いてお
|いて。succ が単に + で定義できるのであれば、Range#each の中で、
|
|  * succ があれば n 回 succ を呼ぶ
|  * succ がなければ +n する
|
|というのでも良いんじゃないかなと思いました。まあ、String#+ は
|呼ばれてはまずいんですけど(String#succ があるから大丈夫?)。

ちょっと考えてみました。で、結局問題があるのは

  member?, include?
  step, eachおよびeachを元にしたEnumerableメソッド

であることがわかりました。そこで、

  * member?, include?

    Numericであるか、succが定義されていなければ範囲によるチェッ
    クを行う。succが定義されていれば繰り返してみてその要素が
    あるかないかをチェック。

  * step, eachおよびeachを元にしたEnumerableメソッド

    eachはsuccが定義されていなければTypeError例外(だから
    Float のRangeには使えない。これにより全部のEnumerableメ
    ソッドは要素がsuccを持つ必要がある。

    stepはNumericならstepを毎回+する(Floatでは誤差が蓄積する
    が、ここでは無視)。それ以外ならsuccを使って定義する。

という定義にします。1.7では一時的にTime#succを(秒単位で)定義
していましたが、これはなくします。

これでNumericであるかないか、succ があるかないかで、連続区間
と不連続区間の両方の役を果たせるように思います。

こんなものでどうでしょう? 

                                まつもと ゆきひろ /:|)